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2025/09/18

4週目見どころ 〜2025秋〜

 リーグ戦も後半戦に差し掛かる。高工大が圧倒的な強さを誇り単独首位に君臨しているが、2位以下は未だ混戦状態。リーグの命運を握る4週目になるだろう。

第一カード 高知工科大学vs聖カタリナ大学

 今秋圧倒的な強さを誇る高工大となんとか巻き返しを図りたい聖カ大の一戦。
 試合のポイントは、聖カタリナの投手陣がいかに高工大の強力打線を封じるか。高工大は、1番から9番まで好打者が揃い、どこからでもチャンスを形成する。ダブルエースの吉賀(2年:大手前高松)と飯田(3年:広陵)が圧倒的なピッチングを見せているだけにロースコアの勝負が必要だろう。聖カ大は3週目エースの岩川(4年:東温)、主将の髙橋(3年:西条)が打ち込まれただけにこの2人の復調が必須。中継ぎで力を発揮している、宇都宮(1年:松山工業)、佐々木(1年:北宇和)の好投にも期待。
高工大が優勝に王手をかけている中、春王者聖カ大はそれを阻止できるのか。第1試合から注目のカードである。

第二カード 徳島大学vs松山大学

 3週目で勝ち点1つ目を獲得し、勢いにのっていきたい2チームの対戦。粘り強い試合運びで勝利を掴んできた徳島大と本来の実力を取り戻しつつある松山大。
 試合のポイントは、松山大の打線が徳島大のダブルエース、神戸(2年:城南)と山添(3年:牧野)をいかに捉えるかだろう。徳島大の2投手は変化球でカウントを作り、まっすぐで押すピッチングで抜群の安定感を誇る。松山大がこの2投手を攻略するかどうかが勝敗を左右する。
 そこで松山大の勝利の鍵となるのは主将の石原(3年:英明)。1.2週目では苦しんだが、3週目は2回戦で待望のタイムリーヒットを放った。1番に座る熱血男の打席に注目である。
勝ち点を獲得した方がAクラスへ大きく前進する。
勝ち点を獲得するのは、フレッシュな徳島大か1部を知り尽くした松山大か。

第三カード 四国学院大学vs愛媛大学

 2.3週目と連続で勝ち点を落とした愛媛大と未だ勝ち点0の四学大の一戦。3週目では、愛媛大学は、ロースコアのゲームを落とし、四学大は高工大の前に自分たちの野球をさせてもらえなかった。両チームとも3週目の悔しさをぶつけたいところである。
試合のポイントは愛媛大が四学大の二枚看板 新鞍(2年:志度)、岩松(2年:四学大香川西)を攻略できるか。
春の対戦では愛媛大はこの2人に完璧に抑えられている。愛媛大の打線では、塚本(2年:武田)に注目。シュアなバッティングと俊足が持ち味。この男が出塁すれば愛媛大の攻撃の幅が広がるだろう。
暗いトンネルを抜け出し、Aクラスへと前進するのはどちらのチームか。

4回生特集  〜今秋にかける男たち〜


リーグも後半戦に差し掛かるが、4年生は今リーグで引退となる。ここでは4年生の秋まで野球にかける男達を紹介する。

聖カ大

 
   門田 啓誠(西条) 四国が誇るヒットメーカー。今秋までさまざまなタイトルを獲得してきた。広角に打ち分ける打撃は、今秋も健在。4週以降も輝きを放ち続けるだろう。

   岩川慎之介(東温) 聖カ大の絶対的エース。
打たせて取る投球が特徴だが、奪三振能力も非常に高い。精密なコントロールでゲームを支配する。


  伊藤 順生(今治工業)小柄ながらも昨春はホームランも放った好打者。ショート守備も堅実で4年秋になってもなお、聖カ大の中で圧倒的な存在感を誇っている。

    
   福岡 渉(伊予) 聖カ大の扇の要。感情を表に出さず、淡々とチームを引っ張る。恵まれた体格から放たれる打球にも注目。

高工大

  打越 啓太(相生)  前チームキャプテン。体を大きく見せるフォームから鋭い打球を飛ばす。最後のリーグ戦を優勝で締め括れるか。


  
  原 駿太(明豊)  強靭な下半身から繰り出す打球はあっという間に外野の間を抜けていく。新チームでも4番として活躍している。秋は0本塁打だが、4週では放物線を描けるか。

  高岡 冬真(大手前高松)  高工大の切り込み隊長。この男の出塁が高工大に勢いをもたらす。 

四学大


   中村 陸(帝京第五)  小技が光る巧打者。セカンド守備も卒なくこなす。四学大では唯一の4年だが、この男の存在がチームに安心感を与えていると言えるだろう。

愛媛大


  米山 開都(伊那北) 愛媛大の絶対的4番。力強い打撃が魅力。不調にあえいでいるが、ストイックな打撃職. 人は4週目なんとか復調できるか。

 
  臼井 友乃祐(祇園北) 1年生からリーグを知る実力者。前チームはキャプテンを務めた。走攻守揃ったプレーが魅力。プレー声出し両面でチームを引っ張る。

  小池 栄亮(焼津中央) イニングイーターとして力を発揮する。秋リーグでも、先発、中継ぎ共に安定感を誇る。愛媛大にとっては欠かせない存在となっている。

  小畠 楓矢(つくば秀英) 愛媛大のムードメーカー。ベンチからの声はチームの雰囲気を変える。プレー面では、守備固め、代走をこなし大事な場面でチームを救う存在になっている。3週目MVPに輝いた男は今秋も躍動している。

徳島大

   瀬尾 貫太(彦根東) 今リーグすでにMVP、VPを獲得している好打者。この男が打つと勝つ。それは結果か. らわかるだろう。そのプレーでチームを勝利に導けるか。

   柿木 翔(姫路飾西) 長身ならではリーチの長さを生かした打撃が魅力。ファースト守備も堅実にこなす。4週目以降も打撃、守備両面でチームを引っ張る。

4週目では、酸いも甘いも経験してきた4年生に是非注目してもらいたい。

4週目 一球速報・ライブ配信情報

4週目も一球速報、ライブ配信を行います。ぜひご覧ください。(不測の事態で不具合があるときもございますが、あらかじめご了承ください)

一球速報
https://baseball.omyutech.com/leagueTop.action?leagueId=352

I部

9/20(土)、9/21(日)

@安芸球場

9:00. 高工大ー聖カ大・・・Live

11:30 松山大ー徳島大・・・Live

14:00 愛媛大ー四学大・・・Live

II部

9/20(土)

@鳴門教育大学グラウンド

10:00 鳴門教育大学ー香川大学

13:00 鳴門教育大学ー香川大学

※試合開始時間は前の試合の影響により前後する可能性があります。

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